Joomla 2.5.9から3.0.xにアップデートする事前チェック機能

Joomla 2.5.9リリースでシステムアップデート事前チェック機能が搭載される

Joomla 2.5.8から3.0.2にシステムをアップデートする時の画面はこんな感じである。

j2.5.8-update画面

Joomla 2.5.9では、

j2.5.9-preupdate

このようなシステムチェックをしてくれる。なぜならば、Joomla 2.5.xのサーバー環境、エクステンション環境がJoomla 3.0.xとは違うからである。この違いを知らないで強制的にアップデートをするとシステムエラーになる。

それを事前に防ぐためにJoomla 2.5.9からシステム事前チェック機能が導入される。

もし、サーバー環境やエクステンションの面で問題が発見されるとこんな画面を表示する。

not-to-update-warning

そろそろ、Joomla 2.5.9と3.0.xのリリースが発表されるかもしれない。

Joomlaのバージョンアップの歴史は、苦痛の歴史であった。現在もそのしこりがまだ残っている。大半のJoomlaサイトは、まだ、Joomla 1.5が現役として稼働している。時間とともにJoomla 2.5や3.0にマイグレーションしていくことだろうが、それぞれのステージで苦痛を味わう。

まず、

Joomla 1.5から2.5へのマイグレーションは、サイトの再構築であると認識すべきである。コンテンツ記事だけは移行できるが、その他はシステムやサーバーの環境が違うと失敗する。一般のJoomlaユーザーの大部分は、対応できないだろう。

できたとしても、問題を含んだサイトに生まれ変わる。これは既に確認済みであるからだ。これを回避するには、それなりの方法を学んでやる必要がある。

=>Joomlaマイグレーション

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