CMSサイトは運営とシステムサポートがオーナーに要求される

Joomla CMSを長年使っていて感じることは、どのCMSも運営者だけでは成り立たないと言うことだ。どんなにオペレーションが楽になってもシステムを維持できるだけのシステム維持知識や経験が必要である。これがないとトラブルに遭った時に自分たちだけで対応できない。

ウエブデザイナーが制作するホームページは、システムが多く絡んでいない場合が多い。HTML、Javascript、CSSなどが中心で成り立っているホームページが多い。

CMSは、PHPとデータベースで成り立っているためシステムの知識とデータベース関連の取り扱い経験値がものを言う。

CMSはシステムであるという事実!

普通のホームページは、システムサポートや保守などの作業を要求しない。その延長線でCMSを考えているユーザーはシステム保守をサイト構築をした会社や業者にお願いしていない場合が多い。これはまちがいである!

Systemは随時システムのアップデートが発生する。アップデートを怠るとシステムのセキュリティで問題が発生する。バグ修正もなされない。PCのWindowsで随時OSがアップデートされているのと同じである。

サイト運営が楽になるメリットはシステム維持が正常になされているという大前提で成り立つ。CMSサイトのメリットを最大限に享受するためには、絶えず、最新のシステムバージョンにしておくことである。

Joomla CMSは、Joomla 1.0から1.5、1.5から2.5や3.4にバージョンアップする時に多くのユーザーが問題を抱えてきた。バージョンアップがほとんど出来ないと言うことだ。バージョンアップするにはその道の専門家でないと上手く出来ないという難しさが伴う。

現在、Joomla 1.5サイトをJoomla 3.4の最新バージョンにマイグレーションしたいユーザーが多いと思う。しかし、簡単にはできないという現実がある。

Joomla 1.5と3.4ではシステムが大幅に改変されているからだ。マイグレーションをするには、両方のシステムに熟知している必要がある。それは、サイトオーナーがシステム操作だけで行える範囲を遙かに超えている。

Joomla CMSをビジネス用途に使っているサイトオーナーは、システムサポートや保守を専門家に依頼した方が今後のオペレーションでプラスになる。システムと呼ばれるものは、必ず、システム保守が付いてくる。CMSも同じである。便利なものは、それなりのお世話をする必要がある。

 

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