レストランに行こうと思わせる情報がないレストランのホームページ

先日、小田原市にあるレストラン情報を探していた。何度か検索してそのレストランのホームページを探し出したが、レストランの良さを理解するための情報があまりにも少なかった。レストランにお客さんが行くか、行かないかは2つの重要な要素で決まる。

お客さんは、レストランの情報をホームページや口コミ(友人、知人、ソーシャルメディアなど)から知る。口コミから得た情報を確認するためにそのレストランのホームページを検索する。その時にレストランの魅力を表現できないホームページは新規のお客さんを失う。

レストランに行こうと思わせる情報

ホームページはビジネスをする上で必須である。ホームページをインターネットの看板広告としか考えていない経営者は、ビジネスの機会損失を味わう。 ただ単にホームページを作れば良いのではない。ホームページは、テレビ、ラジオ、新聞と同じ情報発信のメディアである。メディアの効果は、新鮮な情報を定期的に発信するところにある。

レストランのホームページは、実際にお客さんがお店に来て頂くための情報がなければ行けない。

1)お店に行くためのアクセス情報(交通手段、地図、電話、メールアドレスなど)

これは当たり前の情報であるが、新しくやって来るお客さんの視点で情報がホームページで発信されていないとお店に辿り着けないお客さんが増える。遠方からやって来るお客さんは、お店に辿り着くための見失うことがない目印情報が必要だ。その目印からどのように行けば良いかの情報が次に大切な情報になる。この辺を懇切丁寧に分かりやすく提供できると良い。

2) メニュー画像、価格、カロリー、来店者のコメント、レストランの特徴

食べるものの見た目(色々な角度の画像)、価格、カロリー、そして、そのメニューを食べた人のコメント情報が決め手になる。多くのレストランでは、メニュー名と価格だけという物が多い。実際のメニューをデジカメで撮ってPDF化して表示。 これはお店側からすれば一番簡単な方法であるが、来店者にとっては不親切な情報提示である。

メニューのカロリーを気にする人がいる。来店する人にとって必要以上の情報を提供することが重要である。来店者が求める情報は多岐にわたっているからだ。

メニューの写真などは、自分でスマホを使って撮影が出来る。注意することは、ウエブで掲載する写真のデータサイズは、大きくても500kbytesを越える必要がない。メガ単位の写真をホームページで掲載してもパソコンの画面で表示できる画素数に制限があるため意味がない。その上、写真を表示するときに要らぬ画像処理時間がかかり遅く表示することになる。私は、800px X 800pxぐらいでホームページに載せている。

情報を早く、簡単にページ化するためには、レストランのオーナーが自分でページ作成をした方が良い。必要な情報が手元にあるので外部委託よりも早く安く出来上がる。その時にお役に立つ道具がCMSで作ったホームページである

このサイトもJoomlaというCMSで作られている。システムとデータベースで作られているため誰にでも簡単にページ作成が時間をかけずにできる。自分で情報発信が簡単にできると理解できれば、それもコストが発生せずにウエブですぐに発信が出来れば、お客さんに伝えたいことは沢山出てくるはずだ。メニューの画像写真も自分が撮影した物をどんどん掲載できるようになる。

そんな利便性が良いホームページでレストランのホームページを作るべきだろう。