CMS初心者が好むJoomlaとWPの比較

いつもお客さんとの打ち合わせで話に出るJoomlaとWord Pressの違いが有る。

CMSをあまり知らないユーザーは、Word Pressの管理画面を見て直感的に使い難いという印象を持つようだ。

Word Press 3.9の管理画面

WP3.9-admin

このWord Pressの管理画面と比較してJoomla 3.3の管理画面はどうか?

Joomla 3.3-admin

ホームページシステムが初めての方は、Joomla 3.3の管理画面のほうが何をすれば良いかが直感的に分かる。管理画面で表示する内容もシンプルでよい。

第一印象が良いと安心感が生まれる。これならば、私でもページ作成やサイト運営が出来そうだと!

システムでサイトを運営する上でユーザーに分かりやすい操作環境が有るか、ないかで気分が変わる。CMSは、ウエブの専門知識や経験がない人でもサイト運営が出来るようになっている。その意図を伝えるには、一目見て「これならば、私でも出来そうだ!」と印象づける管理画面が必要だ。

Joomla 3.3は、このニーズを満たしている!

CMSでサイト運営するユーザーの作業の90%以上がページ作成である。Word Pressでは、左メニューに有る投稿のサブメニューをクリックしないと新規ページ作成画面が表示されない。

Joomla 3.3では、記事を書くをクリックすれば直ぐに新規ページ作成画面が表示される。ちょっとした違いであるば、この違いが大きな違いをユーザーに与えている。

Word Press 3.9でもJoomla 3.3でもレスポンシブデザインの管理画面になっている。そのため、スマートフォンやタブレットでログインしても画面表示で問題はない。これが最近のホームページシステムの傾向だろう。

多言語対応とスマートフォン・タブレット自動対応を求めるお客

Word Press 3.9では、テンプレートもスマートフォンやタブレット自動対応になって来ている。Joomla 3.3では、これが標準になっている。

Joomlaの良さは、何と言っても標準で多言語対応機能が提供されていることである。

Word Pressでは、特別なプラグインを導入しないとこれが出来ない。言語対応とスマートフォン・タブレット自動対応を求めるお客さんは、Joomlaでサイト構築をされたほうが断然お得である。

Joomlaは、最初から多人数で情報発信が出来る仕組みがベースになっている。そのため、多言語対応では、管理画面も自動的に多言語対応になっている。多く有るCMSでもこれが提供されているCMSは少ない。

2020年に東京オリンピックが開催されるが、企業のホームページも団体のホームページも多言語対応をこれから求められるだろう。普通のホームページを多言語対応にするには、色々な障害を克服する必要がある。

普通のホームページを多言語化する上での障害

  1. サイト管理が複雑になる。言語別にページ数が増加するためコンテンツチェックが煩雑になる。
  2. 全ての作業が言語ごとに発生するため担当者一人に負担が激増する。
  3. お問い合わせフォームも言語別に作成する必要がある。
  4. サイトトップページで言語選択を訪問者に強制する面倒な仕組み

Joomlaでは、システムが各言語のページを管理してくれるためページ数が1万ページになっても問題は発生しない。

各言語ページごとの作業もそれぞれの言語担当者に振り分けられる。各自が独立してページ作成が同時進行になるので作業効率が良い。作業負担が担当者一人に偏らない。

お問い合わせフォームは、自動的に各言語ごとにシステムが生成してくれる。

サイトトップページを訪問したユーザー言語に合わせて自動的にその言語のトップページに誘導される。

多言語サイトは、1ページ作成すると各言語分ページ作成をすることになる。そのため、各言語別に担当者を置いて同時進行のページ作成ができるCMSが一番便利である。

特にJoomla(ジュームラ)は、このようなサイトに最適なCMSであるのでオススメしたい。

 

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